(1)大人といっしょに使いましょう。
小学生や中学生のみなさんは、未成年といって、何かをするときには先生や保護者の許可が必要です。インターネットも同じです。学校では先生と、家では保護者といっしょに使いましょう。子どもだけで使うときは、かならず目的を説明して、許可をもらって使いましょう。
(2)悪い情報に気をつけましょう。
町を歩いていると、いやな思いをすることや、よくないなと思うことに出会うことがあります。インターネットでいろいろな情報を見ているときも、同じようなことに出会うことがあります。そのようなときは、先生や保護者にすぐ知らせて、どうすればよいか相談しましょう。
また、あなたも人にいやな思いをさせるようなことを書いた電子メールを送ったり、よくないなと思うことを電子掲示板などに書き込みをしたり、人の悪口をチャットで発言したりすることがないようにしましょう。あやしい情報やウソを多くの人に知らせようとする電子メールを受け取ったときは、先生や保護者へすぐに知らせ、他の人へ送らないようにしましょう。
(3)名前や住所などに気をつけましょう。
インターネットを使っていると、名前や住所、電話番号、電子メールアドレスなどを教えるようにきいてくることがあります。これらはあなたや家族にとってとても大切な情報ですから、簡単に教えてはいけません。必要があるときは先生や保護者に相談しましょう。また、こうした情報やだれだかわかる顔などがはっきりした写真をホームページなどで紹介するのはやめましょう。
インターネットで知り合った人が、実は悪い人で、おどかされてお金を取られたりあぶない目にあったりする事件がたくさんおきています。なかよくなったからといって、簡単に会う約束をしてはいけません。どこかで会う約束をしたいときは、かならず先生や保護者に相談しましょう。
(4)情報が正しいかどうかをよく確認しましょう。
インターネットは便利ですが、わざとでなくてもまちがった情報を知らせてしまったり、知らされたりすることがあります。テレビや新聞、ラジオ、本などでもまちがえた情報を知らせてしまうことがあります。一つの方法だけでなく、いくつかの方法をつかって情報が正しいかどうかをたしかめながら、学習をすすめましょう。
(5)情報を利用するときは持ち主に確認しましょう。
みなさんが調べて集めた情報には、その情報の持ち主がいます。その情報を利用して学習するときは、その持ち主に利用してよいか確認をしましょう。ただし、学校の中だけで使うには確認の必要がない情報や、はじめからみなさんに自由に使ってもらうつもりの情報もあります。わからないときは先生や保護者に相談しましょう。
さあ!インターネットの世界へ飛び出そう!
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